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■ボックスについての指定

1.マージンの指定(個別)
マージンとは、ボックス要素の外側と隣接する親要素(たとえば、HP全体の枠など)との間隔のことです。
わかりやすく言えば、一つのテーブルがあったとして、このテーブルをHPの上の端からどのぐらい離すか・・とか、左からどのぐらい離すかとか、ピッタリくっつけるとかの指定をすると思ってください。

margin-top : ★;       (上側・★はキーワード、数値+単位、%)
margin-right : ★;      (右側・★はキーワード、数値+単位、%)
margin-bottom : ★;    (下側・★はキーワード、数値+単位、%)
margin-left : ★;       (左側・★はキーワード、数値+単位、%)


                auto   (自動的にブラウザが設定)
数値+単位はコチラを参考にしてください。
%は親要素に対しての割合でマージンを指定します。


2.マージンの一括指定

margin : ★;           (上下左右同じ)
margin : ★ ★;         (上下、左右別)
margin : ★ ★ ★;      (上、左右、下別)
margin : ★ ★ ★ ★;    (上、右、下、左別)

※指定の順番は崩せませんので注意。指定は上と同じ。
一番上は、すべてのマージンを同じで指定。
二番目は、上下と左右のマージンが違う指定。
三番目は、上、左右、下のマージンがそれぞれ違う指定。
四番目は、すべてを個別で指定する時に使います。


3.パディングの指定(個別)
パディングとは、上のマージンとは逆にボックス内の領域を指定します。
大抵の場合、テーブル内でのテキストの位置は、枠線にくっついてはいないですよね。
あれもパディングの指定によるものがほとんどです。(HTMLでも指定可)

padding-top : ★;       (上側・★はキーワード、数値+単位、%)
padding-right : ★;      (右側・★はキーワード、数値+単位、%)
padding-bottom : ★;    (下側・★はキーワード、数値+単位、%)
padding-left : ★;       (左側・★はキーワード、数値+単位、%)

キーワード並びに数値+単位、%の指定はマージンと同じです。


4.パディングの一括指定

padding : ★;           (上下左右同じ)
padding : ★ ★;         (上下、左右別)
padding : ★ ★ ★;      (上、左右、下別)
padding : ★ ★ ★ ★;    (上、右、下、左別)

指定についてもマージンと同じ順番での指定になります。


5.枠線の太さを指定(個別)

border-top-width : ★;      (上側)
border-right-width : ★;     (右側)
border-bottom-width : ★;   (下側)
border-left-width : ★;      (左側)

指定はキーワード、数値+単位でします。

               thin      (細い線)
               medium   (中くらいの線・既定)
               thick     (太い線)
数値+単位は、上の指定と同じ。


6.枠線の太さを一括指定

border-width : ★;           (上下左右同じ)
border-width : ★ ★;         (上下、左右別)
border-width : ★ ★ ★;      (上、左右、下別)
border-width : ★ ★ ★ ★;    (上、右、下、左別)

指定は上と同じです。


7.枠線の色を指定(個別)

border-top-color : ★;        (上側)
border-right-color : ★;       (右側)
border-bottom-color : ★;     (下側)
border-left-color : ★;        (左側)

指定はキーワードtransparent(透明)、RGB値、カラーネームでします。


8.枠線の色を一括指定

border-color : ★;            (上下左右同じ)
border-color : ★ ★;          (上下、左右別)
border-color : ★ ★ ★;       (上、左右、下別)
border-color : ★ ★ ★ ★;     (上、右、下、左別)

指定は上と同じ。(色はカラーネーム・RGB表を参考にしてください。)


9.枠線の種類を指定(個別)

border-top-style : ★;         (上側)
border-right-style : ★;        (右側)
border-bottom-style : ★;      (下側)
border-left-style : ★;         (左側)

指定はキーワード。

                 none      (枠線を非表示・既定)
                 hidden     (表示しない)
                 dotted     (点線)
                 dashed     (破線)
                 solid       (実線)
                 double     (二重線)
                 groove     (へこんだように見える線)
                 ridge      (浮き上がったように見える線)
                 inset      (内側がへこんだような線)
                 outset     (内側が浮き上がったような線)


10.枠線の種類の一括指定

border-style : ★;           (上下左右同じ)
border-style : ★ ★;         (上下、左右別)
border-style : ★ ★ ★;      (上、左右、下別)
border-style : ★ ★ ★ ★;    (上、右、下、左別)

指定キーワードは上と同じ。


11.個別枠線ごとの一括指定

border-top : ★ ☆ ▲;
border-right : ★ ☆ ▲;
border-bottom : ★ ☆ ▲;
border-left : ★ ☆ ▲;

※★=枠線の太さ(width)☆=枠線の種類(style)▲=枠線の色(color)


12.枠線の一括指定
すべての枠線が同じで指定する時に使用します。

border : ★ ☆ ▲;

※★=枠線の太さ(width)☆=枠線の種類(style)▲=枠線の色(color)


13.内容領域の幅と高さを指定

width : ★;        (幅)
height : ★;       (高さ)


               auto
数値+単位の指定はコチラを参考にしてください。
%は親要素に対しての割合です。

↓全体の例のサンプルです。





枠線に関しては、頻繁に使うものなのでしっかりと覚えておくことが大事です。
普段よく使う指定は、12番の指定法です。この形はぜひとも覚えていただきたいと思います。。
ここでの指定は、DIV,P,TABLE,SPAN,INPUT, TEXTAREAなどに効力を持ちますので、いろいろな場面で使えてとても重宝しますよ。
枠線を自由に扱えるということは、どんなものでも作れるということになりますので、テンプレートなども自由にカスタマイズできるようになりますね。というよりも、自分で作れるようにもなりますよ。(笑)
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